動きで注目するデジタルサイネージ

広告で最も重要なことは目を引くということです。内容がしっかりしているポスターであっても、見に止まらなければ意味がありません。できるだけ目が届く場所に配置することができれば、見てもらえる可能性が高くなります。それが場所による広告料の違いが発生する理由でした。

デジタルサイネージでは、一見、目の行かないような場所でも、動きのある内容で興味を引くことができます。静止画の表示に比べて、動画の方が気になるのは人間の動物としての反応が残っているからかもしれません。デジタルサイネージで表示する内容は、切り替えて複数の場合はほとんどです。この場合、自然と時間によって変わる動きが発生します。

つまり表示している内容が静止画であってもそれを切り替えるという行為自体が動きになることがあるとくことです。いままで写っていた物が、なくなって新しい情報が出てくるとなると、何が書かれていたのか気になります。その表示がもう一度出てくるまで、興味のない広告にも目を通すことになります。このように静止画と同じ内容であっても、人の興味を引くことができるのがデジタルサイネージです。

テレビのCMと違ってもう一度表示されることがわかっているので、その間も情報を見てしまうことが大きなメリットとして考えられます。目を離さないということも広告やコマーシャルではとても重要で、なかなか実現することができないことです。それが自然とできてしまうデジタルサイネージは、有効な広告媒体と言えます。