デジタルサイネージの使い分け方

デジタルサイネージは、再生するコンテンツのメディアによって、スタンドアローン型とネットワーク型があります。スタンドアローン型は、SDカードやUSBメモリーを端末に接続・挿入して、それらの中に入っているデジタルコンテンツを再生するタイプの端末です。ネットワーク型は、クラウドサービスと連動させる事ができ、クラウドサーバにアップロードされているデジタルコンテンツをインターネットやネットワーク経由で端末に配信してコンテンツを再生します。スタンドアローン型のデジタルサイネージは、店舗での宣伝を行うのに便利です。

インターネットやネットワークの環境が無い場所でも宣伝用のコンテンツを再生する事が出来ます。ネットワーク型のデジタルサイネージは、クラウドサーバから配信出来るので、屋外に設置した巨大なデジタルサイネージにコンテンツを表示させるといった事が行なえます。いずれのタイプのデジタルサイネージでも、動画や静止画を再生させる事が出来るので、デジタルコンテンツデータは同じ物を使用する事が出来ます。従来の広告媒体とは違って、宣伝を行う場所や環境に応じて宣伝方法を導入する事が出来るので、会社の工夫次第で使い方は広がります。

店内であれば、SDカードやUSBメモリーに商品の説明をした動画を入れておいて再生すると、顧客が商品棚に立ち寄った時に興味を持ってもらう機会を増やせます。街頭では巨大ディスプレイに企業が最大限に押している商品やサービスの宣伝をすると、道を歩く人々に大々的にアピールする事が出来ます。