デジタルサイネージは広告メディアに留まらない？

2017年の調査の中で、デジタルサイネージの市場規模は約1、487億円であることが分かりました。いつでも・どこでも・だれにでも、この3つの特色を持った情報を伝達できるメリットがあるメディアであると同時に、いまだけ・ここだけ・あなただけに伝達するメディアといえましょう。そのため、明確な目的および効果を得ながら情報を送り続けられる手法として注目を集めています。ホテルの中にあるコンシェルジュが行うような案内および相談用のツール、駅や飛行場などでの案内用の掲示板、株価情報などを金融機関の店頭などで発信させる、食品の情報及び価格などをスーパーの画面で表示させるなど様々な用途でデジタルサイネージは活用されており、その利用ニーズも急増しているようです。

教育機関や医療機関などでは情報共有ツールの形で活用されているケースが多く将来的には会社内の連絡ツールで活用されるのではないか、このように予測されています。広告とは概念そのものが異なるけれども、街中の空間アートの形で景観をより向上させる目的で工夫が行われた使い型をしているケースもあります。また、緊急情報を公共機関などで発信させる目的でデジタルサイネージが活用されているなど電子看板＝広告といった概念ではなく情報を発信するためのメディア、情報を共有化させるためのツールなどその利用目的には制限がない、これもデジタルサイネージの特徴であると同時に魅力になっているのではないでしょうか。